疾患について

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疾患について

帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛

原因と症状
  • しびれ、熱感などの非常に強い痛み・皮膚症状(帯状疱疹)
  • 帯状疱疹が治癒した後も痛みが続く(帯状疱疹後神経痛)

帯状疱疹は、昔に感染した「みずぼうそう」のウイルスが再活性化することで生じます。ウイルスは神経に障害をおこし、「しびれ」「熱感」などの非常に強い痛みと皮膚症状を起こします。
抗ウイルス薬(飲み薬や点滴)でウイルスを倒すことはできますが、その後も、一部の方に神経の障害が残り、痛みが持続する場合があります。(これを帯状疱疹後神経痛と言います。)
こうなってしまうと、服で触れるだけでも痛い、など日常生活に支障が出たり、一生痛みが残ったりします。

治療方法

痛みを残さないために、帯状疱疹は早期受診を。

「帯状疱疹後神経痛」への移行を防ぐためには、早期からの神経ブロック療法が有効と言われています。
帯状疱疹にかかられましたら、痛みの後遺症を残さないためにも、早めにペインクリニック科を受診ください。

帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛イメージ図

頚椎症・腰椎症

原因と症状
  • 首の痛み
  • 腕・手のしびれ・痛み(頚椎症)
  • 腰痛
  • 足の痛み(腰椎症)

人間の背骨(脊椎)の中には、神経の中枢となる「脊髄」が通っており、背骨の変形・靭帯の肥厚が生じることで「脊髄」が障害され、「しびれ」「鈍痛」などの痛みを生じます。
頚椎症・腰椎症とは、こうした神経の障害で生じる疾患の総称で、
椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・すべり症 などがこれにあたります。
頚椎症(首の部分での神経の障害)では、首の痛みや腕・手のしびれ・痛みを生じます。
腰椎症(腰の部分での神経の障害)では、腰痛や足の痛みを訴えます。(坐骨神経痛と呼ばれることもあります)

治療方法

症状に合わせた治療をいたします。

治療は大きく、薬(痛み止め)、神経ブロック、手術と大きく3つに分かれます。当院では、痛みの原因を精査し突き止めるとともに、病状に合った治療方法をご提案・提供させて頂きます。

頚椎症・腰椎症イメージ図

三叉神経痛

原因と症状
  • 顔の痛み(顔面神経痛)

三叉神経とは、顔の知覚に携わる神経です。この神経が障害されると、顔に痛みを生じます。これを俗に「顔面神経痛」といいます。この病気の場合も、神経ブロック療法が有効なことがあります。

治療方法

三叉神経は脳の中から出て、顔の骨の穴を通り、顔面に張り巡らされています。
神経が顔面に出てくる部分に神経ブロックを行うことで、痛みを和らげることができます。
(尚、症状によっては、頭の中に原因がないかの精密検査のご案内をすることがあります。)

三叉神経痛イメージ図

ピロリ菌治療

原因と症状

ピロリ菌とは、胃の中に住み着く菌で、胃に炎症を起こします。
炎症が続くと、胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などを引き起こしたり、胃がんができやすくなったりします。

治療方法

感染がわかった場合は、除菌治療を行うことが推奨されています。
治療は1週間の飲み薬で治療できます。(約9割の人がこの方法で除菌することができます。)
※除菌治療を行うには、内視鏡検査が必要になります

ピロリ菌治療イメージ図

診療時間
9:00〜12:00
15:30〜18:30

…金曜午後 18:00〜20:00

休診日:金曜午前・土曜午後・木曜・日曜・祝日

問診票ダウンロード

院内でご記入頂けますが、来院前でもご自宅で印刷し記入頂けます。